和日週誌 第七十九記
どうやら黄金週間ってヤツらしいですね。
言われるまで気付いてませんでした(死。
春休み明けてからまだ3週間くらいじゃあるまいか。
んー、ここまで長くなくていいから6月に休みくれというのは贅沢?
ま、それは置いといて今週も暫しのお付き合いをば。
今週は買い物の多い週でした。
衝動買いしたものやら、以前から欲しかったものやら、予約したものやら・・・
何でいっぺんに来るかなぁ(´Д`;)
おかげで部屋には毎日のように箱が追加される始末。
まあ、よくあることですね(- -;)
今週はその届いたものから一つご紹介ということで。
帰ってきた葛籠。
中身はぎっしり。
はい、つまりそういうことになります。
買って来ました・・・じゃないな、届いたんだし。
『武』第漆(七)編です。
例によって箱買いですよ。
今回はいつもの日本・西洋・中国に加えてインド系の武器が入ってます。
全15種+シークレット。
では数が多いので軽めにご紹介ー。
コラ&マル
早速インド系の武器。
左のコラは剣です。
かなり斬新かつ凶悪な形状。
刃は反りの内側にあるらしい。
剣より斧に近い感じです。
右はマル。
別名シンガータとも。
武器というより盾らしいですが、両側に付いた角で攻撃もできるそうです。
そもそも『防御と攻撃を同時に行う』ために作られたらしい。
黒山羊の角を使っているため湾曲してるんだとか。
パタ
コラとはうって変わっていかにもな剣です。
ただし柄が特殊で籠手まで一体になっており、腕にはめて使います。
もちろん手首が動かないので、やたら扱いにくいそうな。
v
割と西洋的な印象のあるデザインですがこれもインドの剣。
圏&杵
今度は中国系。
左の『圏』は要するに金属の輪。
戦輪みたいに斬れるわけではなく、打撃用。
トゲが付いてるものもあり。
直接殴ったり、投げたりするそうな。
『杵』はもう見ての通りの武器。
完全に鈍器ですな。
なお『封神演義』に登場する『乾坤圏』『降魔杵』はこれらの1種。
今回の『武』は三国志ではなく封神演義系の武器がメインのようです。
青スの剣&鞭
青スの剣は三国志に登場した剣。
趙雲の剣ですが、倚天の剣と対になる剣であることからも分かるとおり本来曹操の持っていた剣。
夏侯恩なる武将が曹操から与えられたものを趙雲が倒して以降自分で使ったらしい。
いいのか、それ。
倚天の剣は第陸(六)編に入っているので並べて飾りたいところ。
しかし倚天の剣といいこれといい変換で出ない字が多いなぁ。
鞭はパッと見どこぞに出てきた螺旋剣を思い出すシロモノですが打撃武器です。
んー、今回刃物は少ないなぁ。
打撃武器ながら形状から剣に近い技で扱うことが出来るとか。
本物は鉄あるいは木で作られているらしい。
・・・それって剣よりかなり重いんじゃないかなぁ(- -;)
『封神演義』に登場する『打神鞭』はコレの一種。
余談ですが今回、中国系の武器の台座が変更されています。
左が今回の、右はそれ以前の。
真ん中の穴が外まで開いてます。
おかげで武器が立たない立たない。
杵があるからだとは思うんですが正直飾りにくい。
青スの剣なんて房の重さのせいでバタバタ倒れます。
余ってるなら以前の台座を使った方が良さそう。
ガラティン&アロンダイト
さて、お次は西洋へ。
インド、中国は今までと違う路線で来てましたがこちらは今まで通りの正統派。
ガラティンは円卓の騎士、ガウェイン卿の剣。
エクスカリバーを作ったのと同じ妖精が作った剣。
絶対に刃毀れをすることがなかったという。
割と目立たないのか、私は今までこの剣のことをさっぱり知らなかったのですが意外と凄いシロモノなんじゃあるまいか。
何で目立たないんだろう。
右はアロンダイト。
どう考えてもこっちの方が有名ですね。
円卓の騎士、ランスロット卿の剣です。
持ち主と並んで非常に有名ですが、実はあんまり活躍してません。
というか使われたのがガウェイン卿の弟の殺害ときてはどうしようもない。
しかし今回の出来栄えは素晴らしい。
青を基調とした色がとにかく美しいです。
私は『武』シリーズが出るとき箱買いするかしないかそれなりに選んでたりします。
実際『戦国』や『倒幕』は箱で買ってません。
今回箱買いに一発で走らせてくれたのは他でもないこのアロンダイトだったり。
うん、期待通りの出来で実に満足。
もっとも、実際買ってみたらそれ以上のサプライズがあったわけですが・・・。
刺叉&突棒&袖搦+御用提灯
今度は日本の武器です。
・・・これ武器か(- -;)?
武器と言うより捕り物道具ですかね。
先端がUの字になってるのが刺叉、Tの字が突棒、まっすぐなのが袖搦。
刺叉は最近教育機関などに置いてあるという話なので有名になったとは思いますが、今回のはあくまで武器。
凶悪なトゲが付いてます。
組み立て時に刺さる刺さる、痛いったらありゃしない。
シンプルながら、再現度は凄まじく高いです。 壁とかに架けたくなる。
しかし長すぎて(25cm弱)うまく立たないので、台座2段重ねでムリヤリ撮影。
もう少しいい台座なかったのかな。
個人的に武器より面白かったのが御用提灯。
写真にも写ってますね。
台座にも取り付け可能という凝り様なんですが、何とコレ
光ります。
これは面白い。 何とも楽しいアイテムです。 光もいい色してる。
文字通り光るもののある逸品。
しかも武器ごとに微妙に違ったり。 もう最高です。
鬼丸国綱
数珠丸恒次
これがなくちゃあ『武』じゃない。
当然あります日本刀。
今回の2種は六弾の『三日月宗近』『大典田光世』『童子切安綱』と並ぶ天下五剣から。
つまりこれで五振全て揃ったということになりますね。
鬼丸国綱は北条時政の持っていたもの。
その後持ち主は転々としているようですが。
刀かと思ったらどうも太刀らしい。
『鬼丸』の名は時政が小鬼の夢に苦しめられた際これを立てかけておいたら勝手に倒れ、そばにあった火鉢の鬼の形をした足を切り落とし、以来小鬼の夢を見なくなった逸話に由来するとか。
・・・逸話と言っていいのかな。 これ載ってるの『太平記』らしいし、『太平記』は物語だからなぁ・・・。
しかもそんな逸品かと思えば後世には不吉な太刀扱いされたこともあるらしい。
ま、その辺は置いといて。
蒔絵調の鞘が非常に美しい出来栄え。
ここまでやるとは恐るべし。
もうコレは飾るしか、と思ったんですけどねぇ・・・。
何でか今回の日本刀2種、柄が異常に外れやすい。
というか全く固定されない。
逆さにすると落ちるってどういうことさ。
もちろん飾っておいても反りのせいで揺らすと取れる。
(- -;)うーむ、拵えの出来が恐ろしくいいだけに非常に残念。
いっそ接着しちゃおうかなぁ・・・。
お次は数珠丸恒次。
日蓮上人の佩刀で、『数珠丸』は柄にかけられた数珠が由来。
数珠は『破邪顕正の剣』としてかけられたとか。
もちろん数珠は付いてますがうまくかけられませんでした_| ̄|○
八角形の白鞘を再現。
鞘には『破邪顕正』の文字が・・・
おい?
Σ(´Д`;)ダメじゃん!!!
『願』正って何やねん・・・。 付属のカードもしっかり間違ってるし。
んー、今回は日本刀の出来が残念なことになっちゃってますね。
いや、悪いのは柄だけでそれ以外はやっぱり最高ですけど。
来月の新撰組第二弾に期待するしかないかな。
では最後に今回のシークレット。
干将・莫耶
Σ(゚Д゚;)マジかよ!!!
やられた。 完全に想像の斜め上。 コレは予想できないな。
はい、というわけで今回のシークレットは最近ニワカに有名になっちゃった『干将・莫耶』。
アレ以前からも『莫耶の宝剣』が封神演義に登場するので知ってる人は知ってるんですけどね。
やっぱり前回のアレみたいなことをやっちゃった人間としては少なからず反応しちゃうわけで。
六角形の模様が入ってるのが干将、そうでないのが莫耶です。
あるいは柄に太極図の『陽』が付いてるのが干将、『陰』が付いてるのが莫耶。
勾玉じゃないよ
当然の如く2本入り、台座も専用品という気合の入りよう。
正直今まで入手したシークレットは飾ろうと思えるのが少なかったのですがこれは飾りたくなりましたよ。
あ、でも源平の甲冑と5弾の藤原兼重は飾りたかったな。
甲冑は場所取りすぎ、兼重はそもそも持ってないけど。
先述の通りアロンダイト目当てでしたがこれには驚いた。
最高すぎます Σd(- - )
はい、以上15種類のご紹介でした。
いやぁ時間かかった。 もう日曜の1時土曜の25時だなんてことは気にしないことにしよう(死。
・・・え? 15種+シークレットだから16種じゃないのかって?
やだなぁお客さん、いつものことじゃないですか。
(つД`)ジャマダハルだけ出なかったのさ!!!
_| ̄|○またかよ・・・
またコンビニでも行っていくつか買ってくるしかないなこりゃ。
では今回はこの辺で。
思いっきり時間切れですし。
また次回にお目にかかりましょう( - -)ノ
今週の拍手返信(前回のボタン名:「加速装置(何をかは不明・・・って前にもやったな」)
『何もせず(できず)に歳だけ喰って逝く気がする・・・。 』
確かに(- -;)速すぎても持て余しそうですね
そもそも知覚速度が伴うのかが気になる。
今週の一品:『パペットマペット劇場 Vol.2』
つまり今週箱買いしたのは武だけではなかったと言う事実。
いや、8割引だったもんでつい。
流石に全部紹介する気力はないんで1つだけ。
ふろあがり
なんか癒されるなぁ、こういうの(´∀` )
いやまあパペットマペットなんで、これ以外のは結構ブラックなネタ多いんですけど、ネタ黒くてもキャラクターがコレですからやっぱり和む。
売ってるのさえ見かけてたら定価でも買ったんですけどね。
そもそも出てたことも知らなかったさ_| ̄|○