和日週誌 第百六十九記


また雪が降ってきました。

暖かくなったり一気に冷えたり良く分からない天気です。

とりあえず積もるとか凍るとかはそろそろ勘弁して欲しいなぁ・・・。


花粉も飛んでいる、とか聞いた気がするのでそろそろ警戒した方がいいかな。

季節の変わり目はいろいろと大変です(- -;)皆様もお気をつけて


今週も暫しのお付き合いを。




とりあえず2週間の無休生活もあと1日となりました。

ようやく休めそうです(- -;)



・・・と思ったら用事が出来たのでまた行かなくちゃ・・・。


ふ、不吉な予感。



バイトが一段落付いたら放置してた事務手続が襲ってくるのね_| ̄|○

まぁ、それでも休みますが(゚∀゚;)大人しくゲームでもやってますよ




さて、実はコレ書いてる時点で既に時間が25時半なワケでして。

今週時間が取れなかった分『今週の一品』のネタを試していたツケを払っております。


流石にあまり延ばしたくない+書くこともないので今週はさっさと撤収ー。

あとは『今週の一品』をどうぞ。


今回はかなり長いです(- -;)




それでは今週はこの辺で。


また次回にお目にかかりましょう( - -)ノシ




今週の拍手返信


今週はなし。




今週の一品

今回は先週先送りにしたアイテムをご紹介ですよー。


えーっと、またやりました(゚∀。)




そんな今週の一品はコチラ。





刀?


はい、見たところ概ね刀です。



抜刀


もちろん抜けます。


けど何かバランスがおかしいですね、主に柄の長さとか。
他にも先が丸かったり刃が短かったりと見た目には若干刀らしくないところもあります。
トドメに、見えにくいですが柄に何か付いてます。


はい、コレはただの刀ではございません。

その正体は・・・(゚∀゚ )。






とにかくでかい


『鬼武者3 対応コントローラ 打刀 明智拵』です。
いつぞや『タイニービー』に引き続き、買ってしまいました。

コレは『タイニービー』のときにも触れたHORIのイロモノコントローラの1つ。
PS2対応のコントローラで、その名の通り『鬼武者3』対応。
鬼武者3に登場する同名の武器をコントローラにしてしまったようです。

そんなワケで刀の形、しかもサイズも刀そのもの(流石にバランス等は異なりますが長さだけは・・・)。
『タイニービー』も結構なサイズでしたが、コレも存分にでかいです。

PS2のコントローラなのに、箱の時点でもはや撮影スペースの確保が困難な幅60cm
しかも本体の全長はそれすら超越する96cm
もはや撮影すら一苦労でした。



記号は合ってる


手持ちの刀と並べてみました。
比べてみると結構太めなのが分かります。
模擬刀がかなりスマートに見えます。




分厚いけど大きくはないしその上軽い それはまさにプラスチックだった

刀身と鞘はブロー成型(いわゆるシャンプーのボトルみたいなの)で、かなり軽いです。
最初の写真で掛台に置いたとき鍔が内側にあるのはコレが原因。
(本来鍔は掛台の腕の外に来ますが、こいつは柄が重すぎるのでそうすると落ちます)


あと、何故かやたら分厚いです。 もう少し薄ければもっと雰囲気出るだろうに。
刃のせいで少なからずオモチャっぽさが加速してるのは残念かな。


 
家紋は明智家の『桔梗紋』


でも柄に柄巻の模様があったり、家紋が入ってたりと何かと凝ってはいる。




鞘と刀身はコントローラとして使う場合外すよう指示があります。
結構な堅さで固定されるのでまさか取れはしないでしょうけど長いですし。





外すとこうなる。
これでもまだ50cmくらいあります。
コイツを刀のように持って使用します。


刀身と鞘、そして掛台は完全にディスプレイ用のオマケ。
飾ってくれと言わんばかりの仕様、と言うより、最後にはそれくらいしか存在意義がいえ何でもありません。




お次はコントローラとしての機能をご紹介。


こんな見た目ですが、コイツもDualShock2互換です。
なので、どんなゲームでも使えることには使えます。





ボタンは当然、DualShock2の全ボタンを装備。
鍔元に○×△□の4ボタンとスタート・セレクトが付いてます。
概ね普通のコントローラと同じ配列ですが、ボタン部を右手で持つことを考えると若干ズレてる感じ。





LRボタンは裏にあります。
何故かL2、R2が上側になっていて、押し間違えそう。





ボタン部の下にスティックと方向キーがあります。
鍔側のスティックが左スティック。
『タイニービー』と違って、ちゃんとL3、R3を押せます。


スティック上にあるのはチャンネル設定ダイヤル。
このコントローラ、ワイヤレスなのです。
コントローラ端子につけたレシーバと合わせておきます。
これで複数あっても安心・・・なのですがこんなものが複数同じ場所にあることは多分ないでしょう(- -;)




そして何より忘れちゃいけない機能があります。


このコントローラ、刀の形をしているのは伊達や酔狂ではないのかもしれません
少なからずそういう要素はあると思いますが、この形ちゃんと意味があるのです。


( - -)<妙に弱気だよね
(゚Д゚;)<コレに伊達や酔狂がないなんて言い切れないっす




コイツ、振って操作出来るのです。
それこそ刀みたいに振り回します。

操作と言っても何でも出来るわけではなくて、□ボタンだけですけど。
振ると□ボタンが押された扱いになります。

『鬼武者3』は□ボタンで攻撃なので、プレイヤーが刀を振る=キャラクターが攻撃ということになるのです。
箱にも『プレイヤーが振る! 左馬介(鬼武者3の主人公)が斬る! バッサリ体感!』なんて書いてあります。
『プレイヤーが刀を振ることでゲーム中のキャラクターも刀等の武器を振り、臨場感のあるプレイが楽しめます!』だそうな。

『剣神ドラゴンクエスト』の簡易版みたいなものでしょうか。
あるいはWiiリモコンの先駆けか。


ちなみに発売順は 剣神DQ(2003年)>鬼武者3(2004年)>Wii(2006年) の順。 どうでもよろしい。



コントローラ振り回して敵を薙ぎ倒すのはなかなか楽しそうですよ(゚∀゚ )



まぁ問題はその操作感がどれほどのものか、ですが。

軽く触ってみた感じだと、ボタン配置は良心的なので見た目ほど辛くない、という印象です。
ただやはり若干ボタン位置が違う上にボタン間隔が狭いので慣れは必要ですが。

特に、並びのせいで右スティックはかなり使いにくいです。
右手で使おうとすると持ち替えが必要になります。
私は右スティックを多用するゲームを持ってないので気にしませんでしたが、多用、特に左スティックや方向キーと併用するゲームには辛いかも。


ただ、『タイニービー』がボタン配置は壊滅的、かつ左右スティックは併用不可なんて仕様だったことを考えるとかなり進化してます。


そして何よりこのコントローラ、重量は約480gとケーブル込み約240gのDualShock2の実に2倍。
コイツを振り回すのは結構骨が折れそうです。
鉄アレイよりはマシだと思いますが・・・。




それではいよいよお待ちかね。
実際に手持ちのPS2ソフトでその威力を試してみました。
あまり時間がなかったので本数は少なめですが・・・。

このコントローラの肝はやはり□ボタン。
何に割り振るかでいろいろ変わりそうです。
まぁ私の手持ちではあまりそういう楽しみ方の出来るものはないのですが・・・。


まず1本目。


・カオスレギオン(3Dアクション)

『鬼武者3』と同じくカプコンの3Dアクションです。
鬼武者3は持ってないので代理で。

□ボタンで攻撃なのは変わらないのでそのままやってみました。
コントローラを振れば剣で攻撃、追加で振ればちゃんと連続攻撃出来ます。

反応は敏感すぎず揺らした程度では反応しません。
暴発の心配はなさそう。

いやぁ、なかなか楽しいですよ? (゚∀゚ )
謳い文句通り、振り回すのに合わせて敵を薙ぎ倒せます。
特に敵の数が多いゲームなのでついついノってしまう。




ボコられて我に返るまでは、ですが。






コレに限らず全てに言えることですが、振り回しながら他の操作をするのはかなり大変。
振ることに意識が向いてしまって移動とか忘れがちです。
かと思えば逆に、振った拍子に押す気のないボタンを押してしまうこともあります。
特に裏側にあるLRボタンの暴発が多いです。

イロモノコントローラの宿命か思い通りの操作は困難と言えます。
操作自体はそこまで大変ではないんですが『振りながら』がとにかくツラい。

その上『振る』と言う動作自体がタイムラグを生むので素早い操作には著しく不向きです。
そんな具合ですからコイツで『上手くプレイする』ことを考え出すとストレスしか感じなくなるので、その辺は割り切りましょう。


(;゚Д゚)<あれ? これアクションゲーム向いてなくね?
(- -;)<何も言うな





そして分かりきったことですがかなり腕が疲れます。
結構な勢いで振る必要がある上に連打する場合それ相応の速さが必要になるので。

1ステージクリアするだけでも腕が重くなりました。
ゲームクリアする頃には腕だけマッチョマンになってるんじゃなかろうか?





2本目はコチラ。

・ブシドーブレード弐(3D対戦格闘)

まぁ、刀を使うゲームですから。
このゲームは攻撃ボタンが2つあるので、どっちに振るかが問題。
と言っても、他の格闘ゲームみたいに『弱・中・強』とかの違いじゃないのですが。

このゲームは連打を要求されるタイプではなく、目押しに近い操作を要求されます。
真面目にやるならじっくり見て攻撃を仕掛けるタイプ。
隙を見つつ一振りしてバッサリ、は先の『カオスレギオン』とは違った楽しみがあります。

ただやっぱり『振る』タイムラグが泣き所。
防御が『敵の攻撃に合わせて攻撃』なので、見てから振ったら死んでます。
加えて連続技が目押しなのでこのコントローラだとただの連打より辛かったり。

見た目のシンクロ率は高めなのですが、動かすと厳しい。
展開の早いゲームは腕が辛いですが、展開が遅くなるとタイムラグが際立って来るようです。

自分視点になる『オウンビューモード』なんてやろうものなら即死です。
普通のコントローラでも難しいのに。


最後はアクション系以外で。

・R-TYPE FINAL(シューティング)
さぁ、曲者の登場です。
□ボタンはデフォルトで通常ショット(連射なし)になっています。
つまり波動砲を撃つには□を押しっぱなしにする必要があるのですが・・・。

さて、このコントローラの□ボタンは振ったときだけ押されます。
当然振り終わるとボタンを離したことになるのです。
とすると当然出てくる疑問が一つ。




押しっぱなしなんか出来るのか?






素直にボタン使えよなんて至極もっともなツッコミは聞かなかったことに。
真の武者たる者振らずして何とする。

まぁ、もうお気付きかと思いますが押しっぱなしにすること自体は不可能ではありません。
振り終わる=ボタンを離す であるなら、振り終えなければ良いのです。
でも、だからって上下にシェイクするように振ってみても振る方向が変わる瞬間に入力が切れるので無理です。

じゃあ実際に出来るのかって?




出来る、出来るのだ。




長時間押しっぱなしにするなら円月殺法よろしく円を描くように回せばOKです。
これなら途中で途切れることはありません。

ただし、このコントローラ刃筋を通さないと(刀で言うところの斬れる角度で振らないと)認識しないので、それだけはやっぱり注意。
むしろ回転させること以上にこれが大変。
ちょっと油断するとすぐ途切れます。

それさえ出来ればあとはひたすら回せば波動砲でもパイルバンカーでも大砲でも撃てます。
結構速度がいるので疲れますが_| ̄|○人力発電かよ
敵より先に腕が死にそうです。


とりあえずゲージ2周(約4秒)は出来ました。
多分頑張っても4周は無理だろうなぁ。

もちろん振りながら他のボタンを押すなんて器用なことは出来ないので回避行動が取りにくいです。
ステージ1はクリアしましたがそれ以上は絶望的かと・・・。


この人力波動砲で、溜め時間約45秒を要求されるAルートのラスボス倒せたら尊敬出来る・・・かも。

コントローラ回しながら敵弾も避けなくてはなりませんのでかなりツラい。



『何も考えずに振って楽しむ』事は不可能に近いジャンルなので、シューティングはやめた方がいいです。


さて、いろいろ試してみましたがコレやっぱり楽しいですよ(゚∀。)
『タイニービー』と比べてボタン配置も良心的で動かしやすいです。
純正コントローラとかとは比べるべくもありませんがそこはコンセプトの問題。

□ボタンもあるにはあるので、どうしようもないときは普通に押せるのも良。
もちろん、真の武者ならこのコントローラを振らないなんて選択肢は有り得ないと思いますが(゚∀。)。

特にキャラクターの動きとシンクロしやすい3Dアクション向きです。 鬼武者3がまさにそうだし。
無双シリーズとかやってみたら楽しそうだなぁ。 持ってないけど。
何も考えずに振り回して楽しむ分には最高です。
ゲームクリアするとかそういう方向に向かうと拷問以外の何者でもありませんが(- -;)。

やりすぎにはくれぐれもご注意。
その昔『ゲームは1日1時間』なんて言葉がありましたが、言われるまでもなくコレを1時間振り回すのは辛い。
一周通しプレイなんてやろうものなら腕は破壊し尽くされることでしょう。
楽しいことは楽しいんですが、いろんな意味で『もって1時間』じゃないかと。

少なくとも翌日の筋肉痛は覚悟しましょう。



わざわざ掛台も付いてくるので、普段は飾っておくのがよろしいかと。
刃がアレなので安っぽいかと思いきや、なかなかに観賞用としても頑張ってますよ。
抜き身で飾るのは辛いですけどね。




使ってよし、飾ってよしの素敵なアイテムでした。

ただし実用性は当然ゼロなので、ネタのためと割り切って相応の金額を出せるなら、試してみるのも一興。
まぁ、1回試したら2回はいらない気もしますけど・・・(- -;)


ただこの素敵コントローラにも一つ残念な点が。


それはPCでの動作が不安定、どころか絶望的なこと。
パッドコンバータ(SANWA SUPPLY製:JY-PSUAD1)で試してみたところ、認識はしますがすぐ操作不能になります。
どうやらコントローラ側が『レシーバを認識しないと動作しない』仕様になっているのが原因のようです。
レシーバの電波だか何だかとにかく信号が切れると電源が切れてしまう模様。
で、コンバータで使うとすぐレシーバを見失って動作しなくなります。
USBはPS2のコントローラ端子より電圧が低いらしいので、信号が弱いのかも。

加えて、アナログモードにするとボタン入力が途切れ途切れになります。
アナログモードはPCだと使わないので別にいいんですが、そもそもすぐに動かなくなるのでPCでの実用は無理そうです。
電圧のせいだったらコンバータ変えてもどうしようもないですし。

PS2で使ってもたまに切れるくらいなので、これはもうどうしようもないか。
コレだから無線ってヤツは。


有線だったらちゃんと動いたんでしょうけど、振り回すには確実に邪魔になるだろうしなぁ・・・。




今回時間がなかったので検証数は少なめですが、今後もいろいろ試してみます。
面白いのがあったらまたネタにしますので・・・。



とりあえず、『タイニービー』との対戦はやってみたいですね(゚∀゚ )
プレイヤーを眺めるほうが楽しい気がしますが・・・。



オマケ




取説は巻物風味になっています。
もちろん開くと裏表印刷の紙1枚。
潰しそうで怖い気もしますが、このこだわりは楽しい。





違和感ゼロ

付属の掛台に刀を載せてみました。
丁度掛台持ってなかったし、コレで飾っちゃおうかな(゚∀゚ )。




刀袋に入れてもさっぱり分からない。



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