和日週誌 第八十一記


はい大いに遅れてゴメンナサイ。 和日週誌のお時間です。


先週の模様をひたすら書いてたんですがまあ多い多い。


文章量はそんなでもないんですけどねぇ。


では今週も暫しのお付き合いをば。




今週というかもう先週の金曜〜土曜、学科の皆さんによるたこ焼きパーティ(略称たこパ)に行ってました。


つまりはたこ焼きを作って食べよう、ということで。



こういう機会は久々です。 前回はスノボの2日目かな。 唯一無事だった日だ(死。



先に簡単に書いてしまいますと、例によって皆ハイテンションで非常に楽しかった。


たこ焼きはこの上なく美味でした。 と言うか、何をどうやったらあそこまで美味に作れるのか・・・。


今回のたこ焼き、ただのたこ焼きではありません。



激辛ソース混入・ロシアンたこ焼き。





パーティアイテムによくあるチャチな激辛とはワケが違います。



調達された激辛ソースがコイツら。



前回のモザイク、その正体



3種ありますが、どれも相当に辛いソースです。


タバスコなんかとは比較にならない。


それぞれ左から『ULTIMATE INSANITY』、『Vicious Viper』、『Betrayed Hot Sauce』


それぞれの解説は『今週の一品』にて。



『1回の使用量は1滴にして下さい』
『皮膚に付かないようにして下さい』



危険な注意書きが踊っています。



もちろん、こんなとんでもないもの、不用意に食した場合の末路は推して知るべし。


コレをたこ焼きの1個に混入します。


そして1人が犠牲に。


混入量が微量なので見分けは全く付きません。 食べれば分かるさ。




さて、何でそんな慄くべきサバトパーティが決行されたかと言いますれば。



以前やってたバイトが終わり、その打ち上げでお好み焼き屋に行ったのですよ。


それについてメンバーの1人と話してて、そこでその店にあった激辛ソースの話になりまして。



そこから激辛な何かをやろう、ということになり『ロシアンたこ焼き』が提案されました。



で、『じゃあソース買っとくよ』と言って買ってきたのがコレ。


もっと強烈なの買ってもいいかな、なんてちょっと思ったりもしたんですが、


流石に病院送り覚悟の劇物持っていったら今度こそ皆にフクロにされることうけあいでしょう。


そもそも私は皆を暗殺したいわけじゃない。


( - -) <・・・現時点で存分に劇物なんだけどな
(゚Д゚;)<ホットすぎてメルトダウンするよ、コレ


( - -) <あ、1ビンなんてケチなこと言わずに大さじに3杯もあれば多分殺傷能力あるからねコレ。
(゚Д゚;)<1滴でも胃にキそうだ・・・




最初に使われたのは『Betrayed Hot Sauce』


3種の中では大したことない代物ですが、それでも大量使用は危険かもしれないブツ。



たこ焼き機一杯に用意されたたこ焼き十数個の中の1個に数滴を混入し、皆で1個ずつ取って食べたのですが・・・。


運悪く、最後に残った1個を引いてしまった人が。


最後に残った1個。 今まで犠牲者なし。



=当たりはコイツだ。



もうロシアンでもなんでもないぞ(- -;)


引いてしまったからとは言え死刑台の階段を上る囚人みたいだ。



そして意を決し食べようとしたときメンバーの一人が徐に『Betrayed』の瓶を手に取り、


『やっぱこのぐらいやらないと!』




嗚呼、なんてステキな死刑宣告。


ドバッとやっちゃいました。 容赦ありません普通のソース並みにかかってます。


いくら一応は食える辛さとは言え、分量は大丈夫なんでしょうか。



そして



口に放り込んだ瞬間かつてない苦悶の表情を浮かべる被害者。




流石に危険かと一帯が騒然となるも、実際には熱かっただけらしい。


確かにあの日のたこ焼きは焼き立てにも程があるので凄まじく熱かった。


でも本気で心配してしまったぞ。 彼のあんな顔は今まで見たことがない。



いやはや無事で良かった。 まだ1本目だけど。



そして2本目へ突入。


『ULTIMATE INSANITY』です。



どれほどのものかと思って竹串の先端にごく微量を付けて味見したのですが・・・。


なめた瞬間口に唐辛子の香りが充満。


そのコンマ数秒後には焼けるような熱さが襲い掛かります。


これはもはや辛さじゃない。



他にも何人か味見したのですが、加減無しの量を食らってしまった人が悶絶する始末。


一気に減る飲み物、大量消費されるチョコレート。



・・・いいのか? こんな物食っても・・・(- -;)


ロシアンルーレットらしい雰囲気になって来ました。



額に光る汗は辛さのせいか、あるいは恐怖か。


流石に空気が微妙に重かった。



でも恐怖の割には当たった人のダメージは少なかった気がします。


もっとも、分量次第ではやはりとんでもないことになったでしょう。


予想を遥かに上回る強烈な味でした。



そして最後に残った『Vicious Viper』。


コイツは『ULTIMATE〜』が強烈な戦果を挙げてしまったため使用中止。


これ以上は危険ですのでやめました。


また何かの折に使われるでしょう。






実は最初、『The SOURCE』(7,100,000SU)を買おうかとも考えてました。 が、流石にやめました。


皆死んでしまう。 私も死ぬ。



で、結局程々の(つもりだった)辛さのソースを購入した次第。


手加減しすぎて割と皆平気なんじゃないかな、なんて思ったのでもう少しくらいは辛いソースを用意しようかとも少し思ったのですが、やめて正解でした。


皆地獄を見た。 私も見た。



正直激辛をなめてました(つД`)まさかあそこまでとは



皆さん巻き添えにしてゴメンナサイ_| ̄|○


今度は美味いと評判のソース買って行きます。



辛いものから離れろよ ヽ(#゚皿゚)'┌d)Д`)・;’





以上が今回のたこパの、私の持っていったソースに関しての顛末でした。


正直やりすぎた_| ̄|○





では思いっきり遅れてることですし今回はこの辺で。


次回にお目にかかりましょう( - -)ノ




今週の拍手返信(前回のボタン名:「あ。 (さてこの文字に何を続けるか。」)


『誤爆しt』

Σ(゚д゚;三;゚Д゚)な、何を!?



『あ、先々週突っ込み忘れてた。』

ツッコミはいつでも受付中です d(- - )




今週の一?品:『ホットソース軍団』

さあ、たこパをサバトに変えたおよそ食品の範疇を逸脱したモノ達のご登場。


劇物軍団の襲来

〜犯人の証言〜

 つい悪ノリして買った。
 激辛なら何でも良かった。
 今は後悔している。


つまりはホットソース、と言うヤツです。
ソースと言っても、別にウスターソースみたいに食べ物にかけるものではありません。
そんなことをしたら間違いなくお空の星になる。

1回の使用量は1滴、とかそういうレベルのシロモノなのです。
一応調味料だよな、コレ。 薬品とか毒劇物とかじゃなくてさ。
まあ、瓶のラベルから食い物のカテゴリに入るものだと思ってもらえるかは別にして。

1回1滴? そんな微量で何か変わるのかな。
そう思ったもんですよ。
もちろんそんな考えは、砂糖菓子よりも甘い考えだったわけですが。

写真の右にあるのが『Betrayed Hot Sauce』
ドス黒いラベルが胡散臭いけど、今回用意した3本の中では一番ぬるい。
と言うか意図的にぬるいのを買いました。 ま、軽いジャブってことで。

( - -) <ジャブで全員K.O.もあり得たけどね
(゚Д゚ )<正直辛さが想像できないからね、手加減が利かない。

一抹の不安はありましたがそれでもこれは食えるかも、と淡い期待をしてみる。

野菜の粒とかも見えるしね

そもそもこれはそういう意図で買ってるし、一つくらい食わないとね。

早速開封時に味見してみましたところ、期待通り食える味。
唐辛子の香りはかなりしますが、普通に美味い。
これなら料理に使えそうです。

続いて左は『ULTIMATE INSANITY』。 『究極の狂気』なんてイカシた名前をしてます。
妙に赤黒くて粘度が高い、ビジュアル的にかなり危険なシロモノ。
でもラベルは一番あっさり味。 普通に食えそうな気分にさせてくれるから逆に怖すぎる。
もっともよく見ればデンジャーな単語が踊っているんですが・・・(- -;)。

本当は次のViperの前座だったんですが、正直ロシアンにはコレで十分でした。
結果は上で書いた通りの地獄絵巻。


コイツのスコヴィル値(※)は153,000らしい。 これでも凄まじく辛い。


 ※スコヴィル値:辛さの指標。 単位はスコヴィル。 略してSU、SHUなどと表記。
  ソースなどの辛味物質を砂糖水で希釈して、辛さを感じなくなる倍率を表したもの。
  つまり153,000スコヴィルの『ULTIMATE INSANITY』は153,000倍に希釈しないと辛さを感じる。
  その量、ソース1mlに対し153L。

  ちなみに、最強のソースは『Blair's 16million reserve』。
  スコヴィル値はその名の通り16,000,000SU
  ソースとは名ばかりで、その正体は純カプサイシン。
  既に液体ですらなく瓶にカプサイシンの結晶が入っている、らしい。

  ( - -) <それ以前から既に名ばかりの劇物揃いな気がするけどね
  (゚Д゚ )<禁句。

  なお、タバスコの値は2140SU。


最後に中央、『Vicious Viper』
流石にコレはちょっとヤバい気がしたので買うかどうか迷いました。 買ったけどな。

今回用意したものの中ではコレが一番辛いらしい。
その辛さタバスコの約120倍(250,000SU)。
『私のスコヴィル値は25万です』なんて声が聞こえそうだ。
結局開封はしなかったので正体は謎ですが、試したら惨憺たる有様になったに違いない。

グァバだのパッションフルーツだの入ってる割には見た目が鮮紅色。
甘そうな面しやがって所詮コイツもカプサイシンの手先に違いねぇ(謎。
でも『ULTIMATE〜』より色は鮮やかで粘性も低い。
ビジュアル的劇物度はむしろ低い感じ。
何かの機会に開けてみます。

・・・その時は、誰を巻き添えにするのだろう(待て。

さて、宴も終わって。
買うには買ったけどこいつら各140mlくらいある。
しかも開封後要冷蔵。

冗談じゃねぇ。
1回の使用量が滴単位、味は常識の埒外の物体をこの量使い切るのに何年かかるんだ。
こんな禍々しい物冷蔵庫に入れておいたら家族に何を言われるか分からない。
かと言って誰かにあげようにも誰一人としてこんな劇物要らないだろうなぁ。 実際断られた。 当たり前か。

仕方ないので消費方法を考えてみました。

1.一気飲み。
 Answer.それは死ぬ。 私が。

2.捨てる
 Answer.それは環境破壊以外の何物でもない。

3.誰かに一服盛る
 Answer.それも死ぬ。 誰かが。

4.『コレ美味いよ』と偽って人に進呈する
 Answer.それは外道。

5.罰ゲームのネタに使う。
 Answer.それは闇のゲーム。

6.何この殺人兵器。
 Answer.私に訊くな。

7.少しずつ自分に一服盛る
 Answer.正直これしかない気がする。
 パスタかカレーなら何とかなるだろ。


厚い。

厚すぎるぜ142mlの壁。
私は会場で口にした量こそ少なかったですが、これからこの142mlとの戦いが待っているようです。
・・・ま、空腹時に食わなければ大丈夫かな・・・。
冬場だったら、徹夜のときに食えば温まるだろうな。
これから夏だ。ちょっとキツイね。 汗が止まらなくなりそう。

しかも、結局使われなかった『Vicious Viper』まであるわけで。
コイツが日の目を見る日は来るんでしょうか・・・。
『ULTIMATE INSANITY』は使い切れるか試してみますがこっちは当面放置かな。
いっそサッカリンでもぶち込んでやろうかな。 手に入るんならね。
どんな味になるかとても気になる。
(サッカリン・・・人口甘味料。 ショ糖(砂糖)の500〜700倍甘い。 恐らく甘さ世界一?
 追記:甘さ世界一はラグドゥネームなる物質だそうな。 食べ物に入れるとはイマイチ思えないけど・・・。


今回戦慄の渦を巻き起こした激辛ソースの数々、味わってみたい方はコチラへどうぞ→Office - KNIGHT
今回の3種より強烈なのがたくさん揃ってます。
正直今回のがまだまだ普通に見えてくるから怖い。
どうなっても責任持てません。

辛さタバスコの3800倍、7,100,000SUの怪物『THE SOURCE』も扱ってます。
でも、18000円は流石に私には無理。

一度見てみたい気はする。
買っても後悔するだろうけど・・・。




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