和日週誌 第百八十四記
『今週の一品』へ
暑いとか言ってたら30度超えましたね(- -;)。
幾ら何でも・・・と思ったんですが、カレンダー見たら6月ももう終わりでした。
あぁ、もう夏なんですねぇ。
個人的なボヤキなんですが、ここ数年夏ってロクなことがないんですよね。
今年は何事もなく夏を越えられれば良いのですが。
では、今週も暫しのお付き合いを。
さぁ今回のネタはもちろんあの一品。
折角なので、今回は今週の一品をこっち側に持って来てます。
それでは早速どうぞ。
SHISO
はい、『ペプシしそ』でございます。
2004年の『ペプシブルー』以来、毎年変わったコーラを作り続けるペプシが今年もやってくれました。
今回は『しそ』ですよ。
コーラどころか清涼飲料水の範疇を逸脱したチョイスとなっています。
一昨年の『ペプシキューカンバー』以来の変り種と言って良いでしょう。
『ブルーハワイ』やヨーグルト味の『ホワイト』がマトモに見えてくるなぁ。
赤紫でもいいと思うけどなぁ
カラーは鮮やかにグリーン。
『キューカンバー』のようなエメラルドグリーンではなく、より飲料らしくライムグリーンになってます。
赤紫では夏らしくないとの判断でしょうか。
もしかして、昨年は秋に『ホワイト』出してたことを考えると今年は秋に赤い『しそ』が出るのでは・・・。
それはそれで面白いなぁ。
開けた時点でしその香りが思いっきりします。
どう考えてもコーラじゃなくて和風ドレッシングか何かの匂いだと思うんですが、コーラなんだよなぁ。
せめてコーラじゃなく炭酸飲料でいいだろうと思うのですがラベルにもコーラって書いてあるから仕方ない。
まぁ、ペプシって何だかんだで最後にはコーラ味付けてるのでそれでいいのかもしれません。
それでは試飲タイムと行きましょう。
頂きまーす。
(;゚Д゚)<これやっぱりコーラじゃねぇよ!
本当にコーラじゃない。
とうとうコーラ味もしなくなった。 どうしたペプシ!
飲んでみるとまずは強烈なしその香りがします。
別に異臭とかではないのでこれはこれで悪くないです。
むしろこの完璧な再現度の醸し出す爽やかさは評価したい。
香りだけならかなり良いものです。
とは言え結局のところ香り付けに徹しているのか、その後しその風味が残るわけではありません。
薄めた砂糖水のような、水っぽさと甘さだけが残ります。
しその香りが強いだけに拍子抜けと言うか何と言うか。
この怪しげな後味って『カレーラムネ』とか『キムチ風らむね』の味なんですよねぇ・・・。
香り付けだけしたけど風味が伴ってない味。
もうちょっと何とかならなかったのか。
風味よりもしその香りを楽しむようにすれば、それなりに美味しく飲める気がしますが。
少なくともゆっくり味わうものではないのでしょう、多分。
味だけを考えると正直美味しくないんですが、香りを意識して飲めばそれなりに。
皆様もお試しの際はその点を意識してみると良いと思います。
しその香りに関しては素晴らしくいい仕事してますから。
オマケ
ライトアップ
例によってやってみた。
ネオンサインみたい。
・・・と、言うわけで今回のペプシでした。
今年も秋に新しいの出るんですかね?
あるいはまた来年でしょうか。
いずれにせよ、期待してますよ(゚∀゚ )
それでは今週はこれにて。
また次回にお目にかかりましょう( - -)ノシ
あ、今回も『また』やってしまいました。
例によってゲテモノワールドなんでお気をつけて。
今週の拍手返信
今週はなし。
今週の一品
・・・さて。
今回の『一品』は上に出張しちゃってるんで、ここは空きになるわけなんですが。
前例を鑑みるに、当然アレで終わるわけがありません。
ここからはオマケのお時間です。
今回もやりますよ、ええやりますとも。
キューカンバー以来の逸品ですからね、やるしかないでしょう。
恒例、恐怖の代用クッキングのお時間でございます(゚∀゚;)
もしかしてたこ焼き以来かな?
・・・と思ったら冷奴やってましたね。
ちなみにキューカンバーでやったのはコチラ。
今回も作るのは代用サラダです。
ただし、前回は『キュウリの代用』だったのに対して今回は『ドレッシングの代用』。
ペプシを使って和風ドレッシングを作ってしまおうと思います(゚∀。)
あまりにもそれっぽい香りだったんで。
今回、トマトはない
今回も食材はレタスで。
トマトは迷ったのですが、折り悪く切らした上に代用だと味が変わりそうなので無しにしました。
製造中の風景
ペプシをベースにいろいろと加えていきます。
まずは和風ドレッシングらしく大根おろし。
色付けに醤油を少し、オマケに玉ねぎの微塵切りを少々。
ドレッシングらしく酢が欲しいところですが、ないので省略。
浮いてるのは大根と玉ねぎ
んー、ちょっと色が薄いですが概ねマトモな出来になってしまいました。
パッと見気付かないんじゃないかな。
使用後
で、コイツをレタスにかけて完成。
彩りにはかけますが、あくまでしその香りなので割と美味そうですよ?
それでは早速試食・・・と行きたいところですが。
今回作るのは一品だけではありません(゚∀゚ )
もう一品行ってしまいましょう。
次なるメニューはお茶漬けです。
いや、mixiで『しそ風味ならご飯にかけたら、ゆかりご飯みたいになるんじゃね?』と振られたもので。
紫色ではありませんが、やってみましょう。
流石に量は少なめ
さて、用意するのはもちろん白米。
このまま食えば美味い
ここに、下準備として海苔ふりかけを投下。
本当はお茶漬け海苔にしたかったんですが、それどころか普通の海苔すらなかったので。
まぁキューカンバー時代のコンセプトが『代用』なんだし、これはこれで正しいのかも。
違和感なし
あとはペプシを投下すればあっさり完成。
3分クッキングも裸足で逃げ出す早さ。
海苔としその合わさった香りが驚くほどにまともです。
目の前にこの自称『お茶漬け』を出されたとしても、躊躇なく食えそうです。
製造過程を知らなければ、そして炭酸の泡が見えなければ・・・ですが(- -;)。
炭酸飛ばしてから作ったら、多分気付けない。
色がやたら鮮やかなので、醤油なりカラメルシロップなり加えて色を変えれば更に偽装度が上がります。
本当に恐ろしいペプシの食卓
と、言うわけで完成。
今回のメニューは
・代用和風サラダしそ風味
・代用ゆかりご飯(お茶漬け風)
そしてオマケとして奥の小皿
・おろし蕎麦(代用しそ風味)
以上3品となりました。
それなりに和の赴き漂う食卓の完成。
実態はとんだキワモノですが。
それでは一通り出来上がったところで頂いてみましょう。
まずはサラダから。
・・・そして1発目からマズい!
しその香り、醤油の風味・・・まではいいんですが、後には当然妙な甘さがしっかり残ってます。 あと炭酸。
この甘さがレタスの青臭さを増幅して存分に嫌悪感を与えてくれます。
レタスに甘味は根本的に合わないようです。
この味なら何もかけずに食べたほうが数倍美味いぞ。
かけるとマズくなるドレッシングってのは、ある意味斬新かも。
( - -)<ただ、割と醤油の風味が活きてるので醤油増やせばそれなりに食えるかも・・・。
(゚Д゚ )<それと、やっぱり酢は欲しかったね
ドレッシングには酸味ですよね。
お次はお茶漬け、もといゆかりご飯。
爽やかなしその香りにつられ、ゆかりご飯本来の風味を期待してはいけません。
酸味など皆無、甘味と半ば飛んでるとは言えしぶとく残る炭酸の刺激が襲い掛かります。
その上鮮やかな緑に染まった白米が視覚的攻撃を加え、食欲を徹底的に破壊し尽くす恐怖。
(;゚Д゚)<何故だろう、ほんの少ししか作ってないのに、ものすごく多いような気がするんだ・・・。
(- -;)<考えるな、感じ・・・てもダメだなこりゃ
お茶漬けっぽくするために入れた海苔と胡麻が残された良心でした。
特に胡麻の風味が、奇怪な甘さに支配された味覚にいいアクセントを加えてくれます。
入れなかったら更に地獄だったろうなぁ・・・。
残るはオマケで作ったおろし蕎麦。
乗ってるのはオーソドックスに大根おろし、ネギ、鰹節。
めんつゆの希釈にペプシを使ったのですが、つゆを入れすぎたのか普通に食えてしまいました(- -;)。
もちろん、めんつゆ抜きで直接ペプシに浸けて食べれば奇怪な甘さに襲われ悶絶必至。
完食
ご馳走様でした・・・とは言えるかどうか。
やはり甘くなさそうなものが不自然に甘いって怖いですね。
それだけで凄まじい味ですから。
しその香りが良いせいで、全体的に偽装度が高いのが破壊力を増しています。
知らずに出されたら普通に食べてしまうだろうなぁ、特にサラダ。
ブービートラップとして使えそうな気がします。
いや、だからってやっちゃダメですよ? (- -;)
最後に今回の材料を書いておきます。
マネは・・・しないほうがいいと思いますが。
分量は適量と言うか適当。
・和風ドレッシング
ペプシしそ
大根おろし
玉ねぎ
醤油
お好みで、酢や塩コショウを少々加えるとよりドレッシングらしく仕上がるかも。
・ゆかりご飯お茶漬け風
白米
ペプシしそ
海苔
上でも書いた通り胡麻を加えると食べやすくなります。
ゆかりご飯らしさを重視するなら海苔なしで。
・おろし蕎麦
蕎麦
大根おろし
ペプシしそ
めんつゆ
ネギ
鰹節
めんつゆ無しにすると破壊力が激増します。
普通に作るなら大根は辛めが美味しい。
こうして材料並べてみると前回と比較して無駄に凝ったなぁ・・・と思わなくもない。
力の入れ所が間違ってます。 (゚∀゚;)
あの日のサラダのドレッシングをコレに出来たら・・・どうだろう。